USO万博2025計画パビリオン発表 テーマは「ほらふき輝く、未来のデザイン」

大阪万博開催まであと10か月!様々賛否はありますが、私は子供のころ自転車で見に行ったつくば万博。あれは本当に心躍る経験でした。建築家として万博の何かしら設計に参加できたら、そんな素晴らしいことはないのでですが、それはかなわず、仕方ないので、ここにAIに力をかりつつ、様々な万博のパビリオンを作ってみたいと思います。空想のUSO万博2025開幕!そして、本物の大阪万博に行きたいな!~


国内パビリオン

USO万博センター館 USO CENTER PAVILION

USO万博センター館は、USO万博2025のテーマである「ほらふき輝く未来のデザイン」をプレゼンテーションする中心的拠点であり、当該テーマの具現化や、事務局の取り組みの発信等を行います。

超大型積層合板ブロックを、建築現場内で3D加工。すべてのパーツが従来の規格外の部材になるように設計されており、世界の規格化、合理化に対して、一石を投じ、「一品ものの良さ」「カタログから選ばない喜び」を再認識する機会を提供します。


大仲ヘルスケアパビリオン OONAKA HEALTHCARE PAVILION

 

大仲府と大仲市は、大学や企業等とともに産学官一体となって大裸可ヘルスケアパビリオンを出展します。「Hard Health Check」をテーマに、「健康」の観点から、子どもから大人まで誰もが、手厳しい健康診断を受けることのできる施設です。

館内各所のセンサーによって習得されたパーソナルヘルスレコード(PHR:個人健康情報)をもとにAIが辛辣な言葉と映像で、あなたの未来の現実を突きつけ、笑って、怒って、泣きながら自身の健康と向き合える未来体験を提供します。

1階に併設するカフェでは6000Kcalバーガーが絶品です。


GASeパビリオン GASe PAVILION

 

GASeパビリオンでは、大容量・低遅延・低消費電力の性能を兼ね備えた次世代映像インフラ”G-NetA”をはじめとして、GASeグループのもつ最先端の映像環境創造技術をフル活用し、物理的、心理的な感覚を操作した新しい体験を提供します。

 

部屋から一歩も出ずに、高原の風に当たる朝を迎え、木漏れ日の中で仕事をし、推しのライブ会場の中で休憩をする。当パビリオンのテーマである「できれば家から出たくない」をリアル・バーチャルで体現し、来場者のみなさまにぐうたらな未来の形をお見せします。


森林体験館 FOREST EXPERIENCE PAVILION

森林館では、私たちが直面する社会問題、特に環境への関心を持ち続けてもらうため、森の中での様々な場面に出会う体験や、来場者の皆さまが参加できる森の「畏怖体験」を実施し、資源の大切さを感じるきっかけを提供します。

ここでは、切り倒され、製材され、建材として生活に入るまでの木々になった体験を視覚、痛覚にリアルに再現するとともに、森林に取り残され無事に脱出するまでの体験をVR技術等の先端技術を基に忠実に再現するリアル脱出ゲーム施設です。

(平均所要時間38時間 遭難の恐れがありますので、お時間に余裕のある方のみ参加ください )


みらいわらい館 Mirai-Wrai PAVILION

みらいわらい館は、大笑いの口が集まりできた、大きな爆笑の形を表現しています。

メインエントランスには、さまざまなトークイベントやお笑いを楽しむことができる広場が配置されて待ち時間を飽きさせません。

笑いの苦労を体験してもらうために、来場者一人一人がステージに立ってネタを披露してもらいます。滑った時の孤独、審査される恐怖。個性をさらけ出す勇気を体験していただき、未来の芸人に暖かい目を持続可能な形で向けさせる施設です。


「GIANT WOOD」

「GIANT WOOD」は、巨人の足の裏から着想を得た「足の裏の健康」が建築デザインコンセプトの休憩施設です。恐怖をも感じる巨大な大屋根の下には、全長100mの休憩所があり、ここで足つぼマッサージを3名のスタッフが実施します。

当パビリオンのテーマは「心の健康は、足つぼから」。最新のAI技術によって、足の裏を分析、診断し、最適で心地よい一点を探し出します。その刺激は、歩き疲れた来場者の心と体を軽くするものです。


ゴミ箱館 Trash Box PAVILION

トラッシュボックスパビリオンは、その名の通り、ごみ箱です。万博内に持ち込んだ家庭内のゴミはすべてこの場所に集められます。各々のゴミには投棄した人の個人情報が、最先端監視システムとチケット購入時の個人情報と紐づけされ、展示されます。


テーマは「芸術はゴミを再生する」。「芸術」という言葉には、ものづくり、ファッション、デザイン、工学や研究、イノベーションに至るまで、広い意味が含まれ、来場者は自由にごみを手に取り、創造することができます。


海外パビリオン

B国パビリオン Imagination Of Creation  PAVILION

B国パビリオンは、自然環境保全とオフグリットの未来を来場者が思い描く場です。

太陽光、風力、メタンガス発電によってエネルギーを作り出し、雨水と微生物による濾過循環システムによって、植物、ビオトープの水を作り出します。来場者の排泄物からメタンガスと植物の肥料をつくりだすことで、内部循環で館内の環境を作り出します。

 

このデザインは、B国パビリオンのテーマである「あるもので創造できることを想像しよう」を表現しています。持続可能な社会に向け館内レストランには、館内で生産された食品のみでオーガニック料理を提供しています。


O国パビリオン To the Tree Valley PAVILION

O国パビリオンのテーマは『To the Tree Valley-木の渓谷へ』。

パビリオンの外観は、O国の特産品である杉の大木を利用したデザインで、国の活気と生産品の宣伝を兼ね、持続可能性にも十分配慮し、会期終了後は、建築資材として日本に高値で販売することになっています。

パビリオンでは、圧倒的な木の質量を左右の壁に使うことによって、人間の存在を小さく見せる効果をもたらしています。安心、安全に緩み切った来場者の心に対し、反響音の吸収と渓谷を抜ける音、きしみ、こすれる音。木の香り、危険な香り…五感で感じる「木の警告」となっています。


C国パビリオン

C国パビリオンのテーマは「未来を編曲する」。USO万博のメインテーマである「ほらふき輝く未来のデザイン」を音楽で表現します。空に向かって壮大に立ち上る二重螺旋状のオブジェは、日本の栄螺堂のオマージュした展望施設で、二重螺旋の通路の曲率を各層ごと変えることにより行きかう人の目線と風景が常に変化するような仕掛けになっており、来場者は我が国の多様性と創造性を体験することができるパビリオンです。

 


万博内施設等

誰かの為のパサージュPassage for Someone

誰かの為のパサージュは、風船でできた通路から見えないところで、空気入れに連動した自転車を漕がないと現れない。しかし、漕いでいる人はこの通路を通ることも見ることもできない。テーマは、「誰かがやってくれている」。

 

パビリオンの外壁は、ペットボトルを再資源化し利用し、太陽の光や木陰をモザイク状に取り込むデザインとなっている。自分の知らない誰かの漕ぐ息遣いが、パッサージュを揺らし、鼓動と雄叫びが聞こえるそんな通路になっている。


インフォメーション ベンチ Information Bench

このインフォメーション ベンチは、座った人が、休憩の対価に、迷子の人や、困っている人を案内しなければならないベンチである。

 

 

日本人は外国人や困っている人に対してなかなか声をかけられない人が多い。そこで、座った時間に対応して強制的に労働を強いる。背面の液晶パネルには、通行人に「この人が手伝います!」と呼びかける多国籍の言語で呼びかけ、案内を誘う。ボランティア不足と日本人の英語力強化を解決するベンチとなっている。


エントランス ゲート Entrance Gate

雨を避けられそうで、避けられない。意味がありそうで意味がない。意味がないものに、必死に意味を求める行為を楽しむ為の施設となっている。万博の来場者を最初に迎え入れるゲート。


全員同じ目線で Small mobility System

歩行者目線と車いすの目線では、どうしても差ができてしまう。いくつかのパビリオンでは、すべての人が車いすの様なスモールモビリティに乗り込み、全員が近い目線で作品を展示する。耳元からは多言語での説明が聴け、自動運転により長時間の鑑賞が可能となる。心拍数や瞳孔の反応などの身体的情報を基に、興味のある分野を記録し、混雑状況を加味しながら拝観ルートを決める為、すべての人が異なるルートでの鑑賞になる。